中高年以降になると肩こりになりやすい理由とは?
2023.05.19お知らせ
重いものを持ったり、同じ姿勢が続いていると肩こりになりやすいなどと言われますね。
でもそれで言うなら若い人だって重いものを持ったり、同じ姿勢が続いてしまいます。
ただ、肩こりに悩む人となると、とたんに40代や50代が多くなってきます。
なぜ中高年以降は肩こりが発症しやすいのか。
一番の理由は筋肉の硬化、そして骨や腱の衰えです。
若い時は弾力のある筋肉をしていますが、だんだんとその筋肉も硬くなりがち。
年齢とともに運動不足になりやすい部分もありますし、加齢により筋肉が硬化しやすい傾向にあります。
こういった症状が見られるのが50歳前後です。
肩を上げると痛みを伴う五十肩も筋肉の硬化が原因です。
そして骨と腱の衰えとは、背骨にある椎間板のクッションがだんだん潰れてしまう状態になることを指します。
それにより肩に負荷がより一段と掛かる状況になり、肩こりとして現れます。
放置していると、頚部脊椎症などに発展し、首から肩に掛けての痛みが慢性化してしまうことがあります。
50代以降になってから肩こりが頻繁に発症するようになってしまった方は2つの対策が必要です。
1つは体力強化。
運動することで筋肉が強化され、硬直化を防ぎます。
2つ目は定期的なマッサージや整体。
筋肉の柔軟性をもたらすのに最も即効性のあるものなので、定期的に受けて状態を改善していきましょう。